Translate

2014年9月29日月曜日

南仏のカザルヴィエル ヌーボーの御案内

当店直輸入のリースナブルな南仏ヴァンドペイヌーボーのお知らせです。

シャトーカザルヴィエル 産地:ACサン・シニアン(コトードラングドック)
 Chateau Cazalviel 南フランス・ラングドック-ルーション北部 St-Chinian
 サンシニアンはヴェンヌ山脈の麓のゴツゴツトした岩だらけの土地の中にぶどう畑が有る。典型的な地中海性気候で、夏は乾燥して熱い、冬は僅かに雨が降る。標高は300mを超えない。
片岩と砂岩層に石灰質の土壌で水はけが良い。 (フランスワイン事典より一部抜粋)

ACサンシニアン地区の南に位置し、標高100205m、その土壌は大変変化に富んでおり、多くの石が転がっております。今世紀初頭、当シャトーでは初めてローヌ地方から「シラー」というぶどう品種を導入しましたが、この痩せた土地に完璧に適合し、今ではこの地域で一番栽培されている品種です。  ミケール氏の目指しているワイン造りとは、出来た最初の年から楽しく飲めて、骨格のしっかりした良く熟成するワインを生み出す事です。味わってみると、難しい事を言わず素直に美味しい!と言えるワインを信じられない位リーズナブルな価格で造り出すと同時に、ワイン通をも唸らせる深い味わいのワインまで造り出す、懐の広い生産者です。
                                           店頭価格(消費税込)
シャトー カザルヴィエル ヴァンドペイヌーボー ルージュ      ¥1680  
  セパージュ(ブドウ品種構成)シラー種95%・メルロー種5% 

シャトー カザルヴィエル ヴァンドペイヌーボー ブラン        ¥1680
  セパージュ           ソーヴィニヨンブラン100%

カザルヴィエル・ヌーヴォーの近況が以下の様に届きましたのでお知らせいたします。

 皆さん、お馴染みのローラン・ミケールが造る南仏ヌーヴォーが今年は凄い!
今年は2003年を思わせるような快晴の日々が続いている。まさに、ザ・南仏といえる太陽が燦々と輝いている。悩みは天気が良すぎる事。と聞くと皆さん“オヤ?”と思うかもしれませんが、やはり何でも度が過ぎるとエントロピーが出てくる。
 今年の7月8月と葡萄が色づいてきて糖度が上がる時は“水分”が必要になる。
この時期のぶどう樹は太陽の光を葉で受け止めて、光合成をおこなって光を糖や果肉に作り変えてしまう。それには、水が大変重要な役割を演じてくれる。

水不足を問題にしないローラン
 ここ南フランスは普通でも乾燥度が激しい。特に今年はここにきて超水不足状態になっている。
ローランがいるサン・シニアン村はラングドック地方の第二の都市BEZIERSベジエの北に位置している。そのベジエでは水不足のために今、車洗浄が禁止されている。
ところが我らがローランは そんな事はもうとっくに想定内、南仏では許されている葡萄園への灌漑設備を設置している。全葡萄園にホースを張り巡らしてある。
途轍もない投資だったが、この地で美味しいワインを造るには必要不可欠と想定して設置に踏み切った。

例年の三分の一しか降雨量が無かった2014年は灌漑設備が無ければ、ブドウの成長は止まってしまい、収穫自体が危うかった。この灌漑設備を設置したうえでも通常年の半分の収穫量と思われる。

 <2014年のヌーヴォーのぶどう品種は?>
ここCazalViel では8月23日からソーヴィニヨン・ブランの収穫をスタート。
ちょうど醗酵後半のソーヴィニヨン・ブランをタンクから出して試飲させてくれたが、青リンゴの様な果実味とフレッシュ感、酸も乗っている!乾燥の中でも例年のごとくフレッシュで生き生きした白ワインヌーヴォーが出来上がるだろう。

2014年のヌーヴォーのぶどう品種は白がこのフレッシュなソーヴィニヨン・ブランほぼ100%、
赤はシラーがメイン95%で若干5% ほどのメルローをブレンドする。
シッカリとした凝縮度とフルーティーな果実味とのバランスが最高の高品質ヌーヴォーをどうぞ本年もご期待ください!

※店主より
入荷本数に限りがございますのでお早目のご予約をお願いします。
毎年、入荷日が近くなると欠品にてご迷惑をお掛けしておりますので早期ご予約お待ちしております。
尚、品切れの場合はご容赦ください。