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2015年3月14日土曜日

間違ったBIOワイン!

近年、一部で持て囃されている「にごりワイン」について一言

フランスでは公的認証機関や色々なコンクール等において、ワインの評価をする際に、にごったワインは評価に値しません。

どういう事かと申しますと、ワインの評価をする際、①色②艶③輝きから、④香り⑤味わい⑥余韻に至るまでを審査員が感じて評価します。
にごったワイン」は、ワインとして認められない!評価に値しないと言う事で、審査にさえ上がる事さえ出来ません。(原産地呼称を与えられない為、ヴァンドターブルや商品名として販売していると思われます)

フランスでは、空前のBIOブームに乗って多くの生産者が畑を突然有機栽培に変えたり、畑は化学肥料を使っているが、造りだけをBIOだとかヴァンナチュールと言って、あたかも自然の法則に従って醸造したかのような説明のものが横行し、本来のワイン造りがハチャメチャな生産者が増えたようです。

そのようなワインを、パリの一部のワイン屋が、「これがヴァンナチュールだ」、「自然な姿の(手を加えない)ワイン」だと言って、自然なイメージにぴったりなイメージで発酵途中のまだワインになりきっていない液体を、濾過も清澄もしていないから濁っている(実の所、にごりが無くなると味気もそっけ無くなる為、仕事も手抜きできる為)と販売し話題になった為、日本人が飛びついて広がったという事が、いまだに日本の一部で持て囃されている所以のようだ。又、こんなワインを造れば売れる市場が有ると言われ渋々濁ったワインを造っている所も有るらしい。そんなワインが一番売れるのは、日本だと言う事が何とも悲しい。

※実際の所、ワインは無濾過・無清澄(ノンフィルター・ノンコラージュ)でもにごりは無いのが本当の姿です。

ただ、何を飲もうが個人の自由ですが・・・・・

当店のマキ・コレクションワインでは、無濾過・無清澄(ノンフィルター・ノンコラージュ)でも濁ったワインは有りません。
無濾過・無清澄(ノンフィルター・ノンコラージュ)で濁らないワインは沢山有ります。